東洋医学におけるチック症の改善のし方についてお話ししていきます。
こちらのページでは
・様々な医療機関に足を運んだが、改善しない
・薬が効かない
・慢性化している
・西洋医学で原因不明と言われた
とお悩みの方に、東洋医学で改善される訳をお話していきます。
今回は大きく分けてこの3つをお話していきます。
①東洋医学がチック症に有効な理由
②チック症と肺の関係について
③今からできる処方箋
西洋医学におけるチック症の概念
チック症の症状は
「首を振る」「瞬きが多い」「奇声をあげる」など突発的な運動症状などを繰り返す症状があります。
・運動チック(顔を動かす、頚、手を動かす、ジャンプ、複雑な動きを繰り返す)
・音声チック症状(声を出す、鼻鳴らす、言葉を繰り返す、汚言等)
・同じ動作を繰り返す、「しないと気が済まない」等、強迫性障害
→治療法
・薬物療法
西洋医学では症状を抑えようと様々な薬を処方されます。
ですが様々な薬が処方されても効果が見られない方は、東洋医学的に考察し、治療することが有効です。
長期のステロイドやホルモン剤の服用は身体に負担がかかります。
例えばアトピーの方が外用薬のステロイドを長期使用していると、皮膚が委縮し色素沈着して茶色や赤色の硬く厚くなる皮膚、いわゆる「象の肌」の様になってしまった方が、ステロイドを辞める為に脱ステロイドをする方が多く見られます。
人間はホルモンの奴隷と言われますが、私たちの身体に備わっている本来の生理現象では、あらゆるホルモンの支配下で行われています。

それらを体外からコントロールすると「ホメオスタシス(恒常性)に何かしらの負荷がかかり、どこかに支障をきたす。」
と考える方が自然かもしれません。
「火のないところに煙は立たぬ」という言葉があります。

火のないところに煙はたたないので、火の元である根本原因を理解し、それに対して治療することが有効であると考えます。
①東洋医学がチック症に有効な理由
東洋医学は2500年前もの歴史がある、経験医学です。
現代のように医療機器が発展していなかった時代、お医者さんは
・脈や腹
・舌の状態、
・季節
・気候
など五官を使い、患者さんの今ある状態を把握していました。

ですので、東洋医学では現代の数値やデーターでは把握出来ない部分を診ることができます。
西洋医学との大きな違いの一つに組織器官は個別に機能するのではなく、全体が一つの繋がりを持っているといった考え方があります。

西洋医学と東洋医学
西洋医学はお医者さんに罹ろうとする時、様々な科に分かれます。

東洋医学では全体は繋がっていると考えることから、あらゆる疾患に対応出来ると言えます。
②チック症と肺の関係について

この表で分かるように東洋医学ではあらゆる病が五臓六腑と関係していると考えます。
東洋医学の肺とは

東洋医学で肺とは宣発粛降作用があり、その作用が酸素を全身に隅々まで行き渡らせます。ここでは気は酸素と捉えます。
チック症の様な症状が有る方の場合、「気が滞る」=【気滞(きたい)】が身体で発生していると考え、鍼灸治療では鍼の痛み刺激で身体の滞りを取り除きます。
そうすることにより、気がスムーズに流れていき症状の無いお身体へと導きます。
鍼はどのようにして作用する?

こちらは1,000年程前に書かれた肺の経絡図です。
経絡とは全身には361穴のツボがありますが、ツボ(経穴)は頭の先から、つま先まであります。
ツボ(経穴)とツボ(経穴)は1本の線で繋がっており、その線を経絡といいます。
電車に例えると新宿ー新大久保ー高田馬場が山手線というように、
足三里ー上巨虚ー条口というツボは肺の経絡で結ばれます。
肺の経絡は肺を貫くことから、肺の経絡で治療をするとチック症に効果があるといえます。
③今からできる処方箋
日々ご自宅で出来ることとしては、漢方の服用やお灸があります。
ここでは胃熱に対して効くツボをご紹介します。
鍼や灸では肺の作用を高める為に、肺の経絡上にある経穴(ツボ)を使い、体性ー内臓反射により胃に作用します。

体制ー内臓反射とは体表面の刺激により、内臓に起こる反射のことです
ですが資格の無い方は鍼は使えませんので自宅ではお灸によって体制ー内臓反射で肺の作用を高めます。
ツボ(経穴)のご紹介

腕の内側、親指側の肘の関節のしわから手首に向かって指4本分(約3寸)下がったところになります。
最後に
チック症の症状は日常に支障をきたし、お辛いですよね。
「部分」を診る西洋医学と「全体」を診る東洋医学の違い、解っていただけましたでしょうか。

西洋医学も東洋医学も得意とする部分は両者が理解し、不得意とする部分は補い合って
患者様の選択肢が広がれば本望です。
今回、東洋医学有効性はごく一部のご紹介ですが、詳しく知りたい方は下記アニメーション動画をご覧下さい。









