東洋医学におけるヒステリー球・梅核気の治し方についてお話ししていきます。
こちらのページでは
・様々な医療機関に足を運んだが治らない
・薬が効かない
・慢性化している
・西洋医学で原因不明と言われた
とお悩みの方に、東洋医学で改善される訳をお話していきます。
今回は大きく分けてこの3つをお話していきます。
①東洋医学がヒステリー球に有効な理由
②ヒステリー球と肺の関係について
③今からできる処方箋
西洋医学におけるヒステリー球の概念
喉に不快感、異物感・異常感がある、喉がつまって息苦しい…。
検査をしても原因がわからない、このような症状がある時に診断されます。
→治療法
薬物療法では
・抗うつ剤
・抗不安薬
・胃酸分泌を抑える薬
など、原因が解らない為様々な角度から処方されることがあります。
様々な薬が処方されても効果が見られない方は、東洋医学的に考察し、治療することが有効です。
画像診断・検査しても異常が無いので、医師に訴えても中々理解してもらえず、対処療法が無く苦労する患者さんが多いように思います。
東洋医学ではヒステリー球など言われる前から【梅核気】と言われ、その場合の対処法も解っておりました。
梅干しの種が咽喉にある様に感じる感覚から梅核気と言われており、東洋医学ではこの違和感を取り除くのに、【気・血】を巡らす施術をすることで改善していきました。
気・血とはここでは「気=酸素」「血=血液」とします。
私たちが普段無意識にしている呼吸(酸素)は全身に血液(血)を運び、食べ物の消化に関わったり、代謝を主る人体の機能において重要な役割を担っております。

気・血の巡りが炎症や原因不明の違和感を取り除いてくれます。
それは鍼の痛み刺激によって細胞が活性化し引き起こされる反射作用によって改善していきます。
「火のないところに煙は立たぬ」という言葉があります。

火のないところに煙はたたないので、火の元である根本原因を理解し、それに対して治療することが有効であると考えます。
①東洋医学がヒステリー球に有効な理由
東洋医学は2500年前もの歴史がある経験医学です。
現代のように医療機器が発展していなかった時代は、お医者さんは
・脈や腹
・舌の状態
・季節
・気候
など五官を使い、患者さんの今ある状態を把握していました。

ですので東洋医学では現代の数値やデーターでは、把握出来ない部分を診ることができます。
西洋医学との大きな違いの一つに組織器官は個別に機能するのではなく、全体が一つの繋がりを持っていると考えます。

西洋医学はお医者さんに罹ろうとする時様々な科に分かれます。

東洋医学では全体は繋がっていると考えることから、あらゆる疾患に対応出来ると言えます。
②ヒステリー球と肺の関係について

この表で分かるように東洋医学ではあらゆる病(やまい)が五臓六腑と関係していると考えます。
ヒステリー球の方は「肝」や「肺」体質の方が多いです。上記の表に当てはまらなくとも、先ほどお話したように、「気・血」の巡りを速やかに行き渡せるように治療してあげます。
そうすることにより、喉粘膜の違和感が治癒していきます。

肝は「疏泄」という機能があり、車のエンジンでいうとモーターのような働きをしています。
車にガソリンが入っていても、モーターが回っていないと車は動かないですよね。
この疏泄の作用で血が全身に巡っていき、脳が滋養され、手足の抹消血管へと行き渡るのが良好な状態です。
「条達作用」「昇発作用」もあり、とにかく上へと上へと、性質を持つのが、肝の特徴です。

肺
肺は私達の無意識に行っている呼吸の作用が無くては、臓器が機能しません。酸素を吸えなければ一生酸素ボンベを繋ぐ生活を強いられます。
先ほどもお話したように酸素によって赤血球は運ばれ全身へ血液を届けてくれます。
よって肺の作用を高める治療により、血液が全身へと運ばれ炎症や目に見えない違和感などは治癒していきます。
肺や肝はストレスを抱えると機能が弱まります。
ご自身で感じなくとも現代社会を生きる私たちには常にストレスにさらされているといいます。
ですので誰でもヒステリー球になる要素があるということです。
鍼はどのようにしてヒステリー球を治す?

こちらは1,000年程前に書かれた肺の経絡図です。
経絡とは全身には361穴のツボがありますが、ツボ(経穴)は頭の先から、つま先まであります。
ツボ(経穴)とツボ(経穴)は1本の線で繋がっており、その線を経絡といいます。
電車に例えると新宿ー新大久保ー高田馬場が山手線というように、
中府ー雲門ーというツボは肺の経絡で結ばれます。
肺の経絡は肺を貫くことから、肺の経絡で治療をするとヒステリー球に効果があるといえます。
③今からできる処方箋
日々ご自宅で出来ることとしては、漢方の服用やお灸があります。
ここではヒステリー球に対して効くツボをご紹介します。
鍼や灸ではヒステリー球に、肺の経絡上にある経穴(ツボ)を使い、体性ー内臓反射により肺に作用します。

体制ー内臓反射とは体表面の刺激により、内臓に起こる反射のことです
ですが資格の無い方は鍼は使えませんので自宅ではお灸によって体制ー内臓反射で
肺の呼吸作用を強くします。
ツボ(経穴)のご紹介

孔最は肺の経絡で、手の平を「パ~」にしたとき手の関節と肘の関節の中間の親指一個分上にあります。
親指側の延長線上にあります。
お灸や指圧によって肺の呼吸作用を強くします。
最後に
慢性的な咽喉の違和感は日常に支障をきたし、お辛いですよね。
「部分」を診る西洋医学と「全体」を診る東洋医学の違い、解っていただけましたでしょうか。

西洋医学も東洋医学も得意とする部分は両者が理解し、不得意とする部分は補い合って
患者様の選択肢が広がれば本望です。
今回、東洋医学有効性はごく一部のご紹介ですが、詳しく知りたい方は下記アニメーション動画をご覧下さい。