このようなお悩みはありませんか?
- 夜泣き
- 怒りやすい
- 暴れやすい
- 泣き叫ぶ
- 人に噛みつく
- 食欲が無い
永禄11年(1568年)に書かれた針聞書という、東洋医学古来の医学書にはその特徴と治療法が書かれています。それは疳の虫(かんのむし)と呼ばれ、
現代の医療機器が発達してい無かった時代ではお腹の中にいる虫が悪さをしていると考えられてきました。
西洋医学では夜泣きや、癇癪(かんしゃく)のような症状は病気とされておりませんが、
日本では古くから治療を要する症状である、とされていることから小児鍼は歴史が古く現存し続けています。
子供の症状は治りやすい?
東洋医学では「気を巡らす」という考えがあります。子供は生命力が高く気が巡るのがとても速いです。大人と比べると治療効果が速くにあらわれます。
鍼灸治療は自律神経の調整ができるので、
- 易感染(風邪をひきやすい)
- 慢性鼻炎
- 小児喘息
- 慢性扁桃炎
- 夜尿症(おねしょ)
- 脱毛症
から、改善が難しい夜尿症や、疳の虫、夜泣きなどの症状改善が可能です。小児喘息や慢性鼻炎など呼吸器の症状も自己治癒力を向上させることで症状が改善されます。
この方は現在5歳のお子様が2歳から副鼻腔炎でお悩みでした。鼻炎や喘息等の症状では東洋医学では「肺」の機能を高める治療が有効です。
遺伝やお持ちの体質的な問題で、生まれ持ち症状が有る場合でも子供の治癒力により、薬を飲み続けなくても改善することが可能です。
当院の小児鍼について
小児鍼は生後6ヶ月~12歳におこなう施術です。
「子供にも鍼を刺す?」
多くの方がそんなイメージを持たれていると思います。
小児鍼では「鍼を刺す」ことはありません。
当院では金のテイシンを用いて施術をおこないます。
先が尖っていない鍼を使用するので痛みを感じる事はありません。
安心して治療を受けていただけます。
どんな治療をするのか?
8歳までは経穴(ツボ)がないと言われています。
経絡(気が流れる道)を撫でて身体の調子を整えます。
気の流れがよくなることで自然治癒力が高まり身体の不調が改善されます。
治療効果をあげるために8歳以上のお子さんにはお灸を使用することもあります。
お灸は熱くなく暖かくなる程度です。
東洋医学的な治療
小児鍼は江戸時代頃に生まれた施術法です。
当院では東洋医学的な観点から、五臓六腑に症状を当てはめて治療をおこないます。
肝=易感染・自律神経症状
脾=消化器症状
肺=呼吸器症状・皮膚症状
症状によっては心・腎に症状を当てはめて治療をおこなうこともあります。
治療中について
お子さんが緊張しないよう心がけて治療をおこないます。
お子さんがいつも遊んでいる、おもちゃ等をお持ちいただいても構いません。
保護者の方はお子さんの隣で施術を見ていただけます。
小さいお子さんは保護者の方に抱っこしていただきながら施術をおこなうこともあります。
小児鍼治療費
15〜30分程度 | 3,000円(税込) |
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※1)お支払いは現金のみとなっております。